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岩木裕軒 八千代棚    昭和8年 淡々斎好み  [WEB BASE(商品紹介)]

珍しい出物です。


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淡々斎好みの八千代棚です。 お稽古用はともかく・・・書付の八千代棚は、淡々斎当時に一定数が出たのみで、後年は作られておらず、一緒に好まれた渦の水指は三代の蘇山に代替わりしても製作されておりますが、肝心の八千代棚は・・・まず、見つけられません。

稀にあったとしても、ひどいシミがあるのが通常です。

この八千代棚の蓋裏は薄いシミはあるものの、概ね綺麗に伝世しております。

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八千代棚は、桐材紅溜塗の四方箱で、倹飩(けんどん)の前戸は鳥の子張りに金砂子が霞に撒いてあり、縁は桐木地、銀の七宝座の摘みが付き、箱の両側の上部に七宝透しがある箪笥です。

八千代棚は、が好んだ棚で 利休好みの旅箪笥をもとにして好まれたものです。

本歌には淡々斎の嘉代子夫人の筆で『古今和歌集』の「我が君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」の小色紙が張ってあることろからこの名があります。

側面の七宝透しの内側に桐木地の板が嵌っていて、これを引き出して芝点を行う場合に用いることもします。

炉・風炉ともに用います。

※ご成約済

2017年6月12日~16日の新入荷情報です。 [新入荷]

今日のベースはてんてこ舞い、でした。(+_+)

やはり・・・オークションの日とベース営業は掛け持ちするべきではありませんです。

お昼ご飯食べ損ねました。(-.-)

しかしながら、お忙しい中お時間を作ってお越しいただきました皆様方、有難うございます。



そして、心身共に削りつつ・・・新入荷も色々と。浅いものから深いものまで〜。


2017年6月12日~16日の新入荷情報です。


仁阿弥道八 刷毛目茶碗

永楽和全 金襴手向付 【5客】

河井寛次郎 辰砂色絵蓋物 河井つね極箱

永楽即全 色絵柳橋茶碗 淡々斎書付  ※ご成約済

五代三浦竹泉 祥瑞写沓茶碗 鵬雲斎書付 ※ご成約済

永楽即全 仁清黒鴛鴦絵茶碗 鵬雲斎書付

十代三輪休雪 萩茶碗

五代川端近左 山水錆塗大棗  ※ご成約済

大西清右衛門(浄心) 鵬雲斎好モウル累座建水

永楽和全 御室初窯 手桶水指 共箱・当代極箱

永楽保全 雲鶴青磁茶碗 共箱・妙全・当代極箱




ベース215、の6月の営業は明日、17日(土)まででございます!

どうぞ、宜しくお願い申し上げます。

営業時間変更のおしらせ。 [BASE215]

営業時間の変更のお知らせです。


6月15日(木)10:00〜17:00 ⇒ 9:30〜17:00  

6月16日(金)13:00〜17:00 ⇒ 14:00〜17:00

6月17日(土)10:00〜17:00 変更なし


上記2日間の営業時間が諸事情により変更になりました。

どうぞ、宜しくお願い申し上げます。


なお、16日ご来訪のご予定の方は、お手数ですが、事前にメールかお電話頂けると幸いです。(__)



16日に新入荷追加の予定です。

6月のベース 後期日程のお知らせです。 [BASE215]




本日までの十翔会、本当に多数のご来場を頂き、誠に有難うございました。

次回11月と来年の5月は通常通り・・・・月の最後の(土)(日)(月)の会期ですので、何卒よろしくお願い申し上げます!


さて、4日間の催事の搬出してほっとしたのもつかの間・・・明日からはベース期間です。(*_*)



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6月13日(火)午後のみ
  14日(水)10〜17:00
  15日(木)10〜17:00
  16日(金)午後のみ
  17日(土)10〜17:00


若干の新入荷も交えて、6月はまだ中旬ですが残りは上記の5日間のみの営業となります。

どうぞ、皆様のお立ち寄りをお待ち申し上げております!


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第27回 十翔会 準備完了!です。 [催事]

十翔会、準備完了です。


今回は会場の通常展示ゾーンがほぼ倍増しました!

バーゲンコーナーもこれまで通りの物量で、会場全体ではかなりのボリュームアップな感じです。


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当店エリア、は会場受付から入ったすぐ、の部屋です。

では、明日からの3日間・・・皆様のご来訪をお待ち申し上げております!

九代大樋長左衛門 黒平茶碗 ”涼風” 鵬雲斎書付 [WEB BASE(商品紹介)]

明日からは年2回恒例の十翔会です。

準備でちょっと時間と集中力を使い果たしましたので・・・本日は、特にご説明の不用の作品をご紹介致します。(^^;


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九代大樋長左衛門 黒平茶碗 ”涼風” 鵬雲斎書付


これからの、季節にぴったりの平茶碗です。


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鵬雲斎の書付で、銘は『涼風』です。

側面は九代大樋の代表的な特徴であります、幕釉が綺麗に出ております。

平、といっても主茶碗用に造られており、形状は楽で見られるように側面が立ててあり風格があります。

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九代大樋の晩年作で、『長左衛門印』になります。

お値段もほどほどで、おすすめです。

※ご成約済です。

2017年6月6日~7日の新入荷情報です。 [新入荷]

2017年6月6日~7日の新入荷情報です。

なかなかに、あまり手に入らないモノが入りました。(^.^)



独楽塗 盆 十枚組  ※ご成約済

轆轤目松竹梅鶴絵 煮物椀 十客 ※ご成約済

東大寺 筒井寛州 正倉院写 瑠璃碗 ※ご成約済

岩木裕軒 八千代棚    昭和8年 淡々斎好み 

眞葛香山(昭和初期) 青磁釉河骨に鶺鴒 置物

加藤春岱 織部釉茶碗


さて・・・明日一日で、十翔会の準備をしなければ、です。(-.-)

狩野永岳 富士峰図 大綱和尚賛 狩野永信極箱 [WEB BASE(商品紹介)]

ちょっと、珍しいお軸のご紹介です。

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狩野永岳 富士峰図 大綱和尚賛 狩野永信極箱


大綱宗彦 (だいこう そうげん)

安永元年(1772)~安政7年(1860)

大徳寺435世。大徳寺塔頭黄梅院第14世住職

裏千家十一代玄々斎宗室・表千家十代吸江斎宗左・武者小路千家七代以心斎宗守と親交が深く、また永楽保全の参禅の師です。

和歌、茶の湯を能くし、書画に優れました。

さて、作品に戻ります。

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雄大な富士の絵が描かれております。

幕末の画家であります、狩野永岳の筆になります。

少し、略歴を引用してみましょう。

父は京狩野の絵師・影山洞玉(後の狩野永章)、弟は狩野永泰で、その子が冷泉為恭。早くに才能を見いだされ京狩野8代・狩野永俊の養子となり、文化13年(1816年)永俊が没すると27歳で家督を継いだ。

初代・狩野山楽の末裔であることを誇りとし、箱書きや落款に「山楽九世孫」としたためている。山楽や二代・山雪の画を熱心に学び、特に30代までは桃山時代の巨木表現に範を取った復古的画風を基本とした。

その上で、当時京都で人気を博していた四条派の画風を積極的にとり入れている。この他にも江戸中期に来日した沈南蘋の流れを汲む長崎派や、谷文晁によって広まった北宗画や文人画、宗達・光琳の装飾的な琳派、甥にあたる冷泉為恭から復古大和絵を直接学んだ。このように様々な画風を貪欲に吸収し自家薬籠中の物とした。

京狩野家は代々九条家と関係が深く、永岳33歳の時、画を好む九条尚忠の家来となった。嘉永6年(1853年)、尚忠が左大臣の公務で江戸に下ったとき、これに同行し富士山を実見し「富士百幅」を描いている。

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この作品も、まさに大和絵調の富士山です!



永岳の代になって京狩野は紀州徳川家と彦根井伊家の御用絵師も務めるようになった。井伊家の菩堤寺である清凉寺に伝わる井伊直弼の肖像画は永岳が画いたとされる。

57歳にして禁裏(朝廷)御絵師御次席となってから落款に「金門画史」・「金門画院第一史」と記すこともあった。66歳のとき禁裏の安政度造営が行われ多くの障壁画の制作にあたっている。
臨済宗妙心寺には永岳の作品が多く残り、とりわけ隣華院客殿障壁画は永岳の代表作といえる。同じく臨済宗大徳寺にも頂相など多数の作品が残されている。東本願寺にも大障壁画を手掛けたがのちに焼失した。本願寺を通じて地方の別院にも永岳の作品が多数見られる。

この他にも永岳は多くパトロンをもち、京都はいうに及ばず長浜や飛騨高山にも足を伸ばし、富商や富農の求めに応じて絵を画いた。

禁裏の御用絵師とはいえ、永岳が家督を継いだ頃の京狩野派は、土佐派や鶴沢派の後塵を拝し不遇な立場にあった。なおかつ江戸後期には伝統的な画派は勢力を弱め、特色を持った新興の画派が台頭していた。永岳は生き残りを掛け京狩野の伝統を革新させ、特色を打ち出すことに成功する。長寿であったことも幸いして京都画壇では重鎮として扱われた。慶応3年(1867)歿、78才。

門弟に同じく養子で岡山に多くの作品が残る狩野永朝や、長野祐親などがいる。そのほかに岩国吉川家御用絵師の佐藤丹治、土佐藩の河田小龍、京焼の永楽保全なども永岳に画を習ったという。


このように、大綱和尚も永岳も、共に永楽保全と親交があったことが解ります。

では、肝心の大綱和尚の歌を・・・

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月花も 及ばぬ物は 阿津万路に(東路に)

  阿おくも(仰ぐも)高き婦し(富士)の白ゆき




これは、大綱和尚自身による歌です。



永岳も大綱も京都より遥か遠くの江戸へ旅した(東路)体験を各々表現した合作です。

今と違って、京都から江戸というのは行けそうでなかなか行けない遠い地です。また、西の都人にとって富士山を実際に見る機会は人生に一度有るか無いかという出来事です。

現代人にとっても富士山は知っているようで、飛行機や自動車・新幹線から見ることはあっても、実際に登ることは一生にあるかないかというのは変わりません。

このお軸は、人生における光陰矢の如しの儚い時の流れ、そして忘れへぬ想い出や機会を大切にすることを観る人に問いかけているともいえるでしょう。

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箱は狩野永岳の養子であり、10代を継承した永信による極めになります。



井上東也 唐津茶碗 [WEB BASE(商品紹介)]

先日の入荷リストへのお問い合わせが御座いましたので、画像をご紹介致します。

井上東也 唐津茶碗です。

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幅 13㎝ 高さ 7.3㎝

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当店では、普段取り扱うことが無い作家さんかもしれませんね。(^^;

しかしながら、唐津焼作家としては近年人気が高く、太郎右衛門や重利よりも一般的に高評価の向きがございます。

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個展でお求めのお客様からの出物です。


第27回 十翔会のお知らせ【2017 6/10〜6/12】 [催事]

大阪美術倶楽部にて開催しております、展示即売会「十翔会」もご愛願いただいて戴いております
皆様のおかげで13年目、第27回を迎えました。

今回は会場となります、大阪美術倶楽部のスケジュールの都合でいつもは5月の最終(土)〜(月)曜
の開催から2週間程遅くなり、申し訳ございませんでした。(__)


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千家流書付道具からお手頃な奉仕価格の茶道具、また現代美術工芸品など1000点以上の品を
全品正札付きで取り揃えております。

初めてお越しの方でもお気軽にご覧いただける展示即売会ですので、皆様お誘い合わせの上
ご来場賜りますようお願い申しあげます。

当ブログをご覧頂きました方は、受付にて”藤井香雲堂のブログを見た”とお申し出くださりますと幸いです。



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開催日程
平成29年6月10日(土)〜12日(月)
10時〜18時(最終日は17時まで)
会場
大阪美術倶楽部 新館2階
住所:大阪市中央区今橋2ー4ー5
電話:06ー6226ー7048
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