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初代宮川香山 仁清写笙 香合 [新入荷]

初代眞葛香山の優品の香合が入りました!

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『笙』の香合です。


笙のご説明です。

最古の歴史をもつフリー・リード (自由簧) 応用の多管式気鳴楽器。

笙の原型楽器は先史時代に東南アジアで発生したものと考えられ,歴史時代に入ってからは中国で

精巧な楽器に発達しました。

日本の雅楽で用いられている笙は,唐楽の楽器として奈良時代に輸入されたものから引き継がれている様式のものです。

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鳳凰が羽根を休ませてる姿にも似ていることから、『鳳笙』とも呼ばれます。

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香山では、”仁清意”という表現を使う作品が多くございます。

それらは、仁清の意匠を香山がオリジナルに再解釈した作品を指します。

当作品は”仁清写”となっております。

本歌は、野々村仁清の同意匠のものがあるということです。

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しかし、この色彩は初代香山の晩年と、二代が得意としました”極彩色”という技法で、緻密な絵付けで江戸初期の京焼の雅さを醸し出します。

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この小判印の眞葛印は、野々村仁清の仁清印を意識したものと私は考えております。

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帝室技芸員印が箱に押されております。

1896年、明治29年に、陶芸界としては2人目の帝室技芸員に任命されました。

この共箱に印が押されるのは、明治末~大正初期に三越呉服店において、帝室技芸員作品の展観をした際にきちんとパッケージ製作された、逸品作のことが多いです。

中々手に入らない、佳品です。

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永樂即全 仁清写雲錦巾筒 [新入荷]

探すと、中々見つからない・・・永樂さんの茶巾筒です。

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即全の前期頃の作品です。

昭和中期頃です。

永樂即全(16代)(1917年-1998年)


この頃は、絵付けの意匠の取り方も施釉も上品で良いんですよね。

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茶箱、は中身を一生かけて集めたり、入れ替えたりするのが楽しみ、とも云われます。

是非、セレクションの中に混ぜて頂けると幸いです!


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湊焼 黄南京小判皿 十枚 [新入荷]

久しぶり、の湊焼の入荷です。

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珍しい、珉平焼の写し作品です。

さらに、珍しいのはこの作品は道楽窯からの流れを汲む、山本窯の最後である十五代吉右衛門の作であることです。

堺焼の祖というべき宗味焼は楽焼常慶の兄が堺で焼いたものですが、まだまだ不明なことも多いのが実情です。

その後に京都を追われた楽三代 道入(のんこう)の弟が堺にて楽焼を始めました。

道楽焼です。

放蕩人であったそうですが、力量は兄に劣らずだったようです。

道楽には子が居らず、京都より姻戚にあたる弥兵衛に二代を継がせ、その後代々続くなかで、山本窯・道入焼と称するようになりました。

十五代佐太郎吉右衛門は山本窯最後の代です。

慶応3年生まれで、大正12年まで活躍しました。

その頃には別の上田窯が湊焼の大勢を占めるようになっていましたが、山本窯は諸国への出荷で財を成していたようです。

茶人として堺の社交界でも活躍し古美術の収集もしていたとか。

その十五代の代表的な作品のひとつが、この小判皿です。

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なかなかに、よく出来てます。

さて、たまたま珉平焼のモノが手元にありましたので、比較してみましょう。

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似てます、似てます。

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少しサイズが大きめですか。

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湊焼には下駄印がありますね。

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珉平焼と堺湊焼、なんの関係があるのでしょう?

珉平焼の創始者である賀集珉平は、堺で、たまたま来訪していた尾形周平と出会うことで、やきものに開眼し、淡路に尾形周平を招聘し始めたのが珉平焼なのです。

堺焼も珉平焼も、そのルーツは京焼に端を発するもので、それぞれがその土地に根付いた名窯となりましたが、どちらも今では過去の歴史の中です…

次代へ遺し伝えて頂きたい小品です。

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永楽保全 於湖南 染付松竹梅火入 十七代極箱 [新入荷]

保全さんの、湖南焼の火入です。

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保全時代、和全との不仲が元で嘉永元年に京都を離れ・・琵琶湖畔の膳所にて河濵焼を焼き、いわゆる湖南焼を始めました。この頃は土ものの侘びた作風の作品でしたが、一旦江戸へ上り・・・嘉永4年に再び戻り築窯をした時には染付作品を製作しました。

翌、嘉永5年に高槻へ赴き、染付作品を製作し半年後に再び湖南へ戻ったとされます。

この頃の両窯がいづれも染付・祥瑞写が主でったことから、両方の窯には何か関連性があったのでは?とも言われております。

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極め箱です。元は一双であったのかもしれません。


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幅 11.5㎝ 高さ 9.5㎝です。

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なかなか、フォルムも絵付けも品を感じさせる作品です。



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永楽妙全 半扇向付 【6客】と古染付 半開扇向付 一枚 [新入荷]

永楽家、大正時代の妙全作品です。

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定番です。古染付の写しで有名な半開扇です。

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6枚中、意匠が4枚と2枚に分かれます。

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造りのシャープさは全客同じで、発色も含めて永楽の半開扇向付の中でもトップレベルと存じます。

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6枚組というのも珍しいところです。

で、今回は奇妙なご縁が有りまして・・・もう1枚別の出会いが有りました。

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古染付 半開扇向付 一枚

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”本歌”・・です。

中国明時代末期の天啓(1621~1627)頃、日本からの注文により、景徳鎮窯にて焼成された磁器です。その粗さから虫食いと称されるソゲ、のようなものが発生しているのが特徴ですが、侘びを重んじる日本の茶の湯に於いて、その風情はかえってよろこばれます。

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併せて七枚にも出来ます。

お茶事でしたら、お正客さんに本歌をお出しするのも一興かも。

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先程の永楽さんと併せてみました。

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永樂妙全(1852年 - 1927年10月1日)

京都の女性陶芸家。本名は悠。夫は永樂得全(14代 土風炉師・善五郎)

後の正全と協力し、永楽家を支え優品を多数世に送り出した。当時の注文品により、食の器が一番多い代としても知られます。

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飛来一閑 半月折敷 【10枚】 [新入荷]

今年の新入荷は食の器の優品からスタートしました。

まずは飛来一閑 半月折敷です。

お茶事でも定番であり、高級懐石料理店でも使われるアイテムです。

数代前の飛来一閑作品までしか存在しない為、年々現存数が減る一方です。

そして状態も良い物が殆ど見られなくなってきました。

が。

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この度、入手致しましたものは98点の状態で、なおかつ出来栄えが同作品の中でもAランクです。

さらに、5枚組を2箱手に入りました。 10枚揃います!

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胡桃脚も完璧です。


このような機会は滅多に御座いません。

120年前頃の作品です。
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2019年1月20日~2月4日の新入荷情報です。 [新入荷]

岡山より、無事帰宅いたしました。

さすがに・・・名古屋・東京・岡山と合計9日間も出張が続きますと疲れが出ました。

今日はドライブにお出かけの予定でしたが、昼過ぎまでだらだらと過ごしてから、仕事をしておりましたです。(^^;

岡山美術倶楽部アートフェアへお越し頂いました皆様、誠に有難うございました。

今回は、お手頃価格品をたくさんご縁がありました。皆様が嬉しそうなお顔で帰られるのを見ておりますと、金額以上にこちらもほっこりとした気持ちになり、嬉しい限りです。

来年は3月の開催となるようですが、またお会いできるのを楽しみにしております。

さて、出張中の新入荷情報です。

月末の大美アートフェアへ向けて、最後の仕入れが続きます。



三代中村道年 別作 六瓢数印黒茶碗

初代眞葛香山 染付山水の図花瓶 香斎極箱

初代眞葛香山 仁清写 笙香合

永楽保全 於湖南 染付松竹梅火入 十七代極箱

二代眞葛香山 七宝透し水指 惺斎書付 五つの内

永楽保全 安南写茶碗 又玅斎書付

長岡空権 出雲焼 茶碗

魚住安彦(三代為楽) 砂張建水 ※ご成約済

池田瓢阿 茶籠

古染付 半開扇向付 一枚

高橋皖山 堆黒手向山図香合

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2018年1月11日~21日の新入荷情報です。 [新入荷]

大阪~名古屋~京都、と毎月恒例の美術倶楽部出張から戻りました。

明日より3日間、「蔵出しⅡ後期」を行います。

お知らせしました通り、お稽古的なもの等は整理しましたので、個人的にお勧め物件のみを新入荷商品と併せて約50点展示致します。

どうぞ、ご高覧下さいませ。

22日(月)10:00~17:00  ※午前中 ご予約有り

23日(火)10:00~17:00  ※15:00ご予約有り

24日(水)10:00~16:00  ※撤収がございますので終了が1時間早くなっております。



2018年1月11日~21日の新入荷情報です。


岡本漆園 モミジの絵糸目煮物椀 【5客】

楽吉左衛門 旦入 鶴 菱皿 【5客】

飛来一閑 半月折敷 【10枚】

永楽妙全 半扇向付 【6客】

和田桐山 乾山写銘々皿 【5枚】

和田桐山 染付手桶茶器 ※ご成約済

膳所焼 大江写茶入 ※ご成約済

戸山焼 尾州家御庭焼茶入 銘 百万石 即中斎書付

仁阿弥道八 一入写黒茶碗 銘 ヒツクリ ※ご成約済

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河井寛次郎 紅彩茶碗 [新入荷]

新年最初の作品のご紹介は、当店にしては珍しいモノからスタートです。


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河井寛次郎 紅彩茶碗

寛次郎の珍しいお茶碗です。  

寛次郎のお茶碗といえば、三色や鉄、辰砂、筒描き・・が思い浮かびますが、当作品は紅彩といわれる辰砂釉を一カ所のみ掛け流すことによるほのかな彩が産む奇跡が愉しみとなっております。

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見込み、には信楽のようなビードロ釉のたまりがあり、海上に映る旭日のような自然の風景にも見えます。

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轆轤による端正な形状であり、他の寛次郎作品と異なり・・・本来のお茶碗としての用に応えます。

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戦前期の作品で、戦後に創意が膨らむ前の本来の民藝的な美を感じられる優品です。


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居として、仕事場として・・・この邸宅内で、このお茶碗を観ることが出来ましたら、おそらくまた違った印象があることでしょう。

茶室、という場以外でも活きる、茶碗・・・これは茶陶で産まれたお茶碗とはまた別の魅力が凝縮されているものなのです。

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※売却済みです。
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2017年11月29日~12月10日の新入荷情報です。 [新入荷]

すみません、しばらく新入荷情報が滞っておりました。

ここまでの催しにて既にご成約済になっております商品もございます。


九代大樋長左衛門 割竹向付 【10客】 ※ご成約済

五代清水六兵衛 三島 焼物皿 【5枚】※ご成約済

五代清水六兵衛 赤絵蟹 飯碗 【5枚】

五代清水六兵衛 紫翠泑 割山椒向付 【5枚】

大橋秋二 養老焼 菊之画茶碗 六十一の内 ※ご成約済

大橋秋二 瀬戸沓茶碗 ※ご成約済

平澤九朗 土師鰭茶碗

平澤九朗 手造志野菊之画茶碗 宗旦の句 六十八翁 ※ご成約済

平澤九朗 手造志野小茶碗 六十八翁

初代香斎(治平) 青華蟹絵 汲出 【10客】

永楽即全 祥瑞写振出

永楽即全 仁清写雲錦茶巾筒

宗兵衛 黒千鳥模様吸物椀 【5客】

平安瑞泉 布目塗半月膳 【10枚】

アルヴィンチン 金銀羊歯蓋置 一双 光琳乾山忌茶会使用

東海道五十三次 大橋小橋結界

二代村瀬治兵衛 根来塗菊形茶器 鵬雲斎書付

西岡小十 朝鮮唐津水指 ※ご成約済

大橋秋二 織部下駄形手鉢

二代加藤民吉 染付祥瑞捻文皿

加藤春岱 志野茶碗

清水楽山 礼寶三島茶碗

三代三浦竹泉 模交趾獅子香合 木米型を以て

久田尋牛斎 溜塗三つ節茶杓 『三番叟』

堀内宗完 歌銘茶杓 『千鳥なく佐保の川・・』 雲錦蒔絵

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