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2017年04月| 2017年05月 |- ブログトップ

四代清水六兵衛 萬暦升水指 碌々斎書付 即中斎甲書 [WEB BASE(商品紹介)]

先日ご紹介致しました香州のお茶碗に続き、表流お道具の良い作品が現在揃っております。

少しづつご紹介致します。



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四代清水六兵衛 萬暦升水指 碌々斎書付 即中斎甲書


これは大変珍しいです。

碌々斎時代には、京焼として六兵衛にも書付道具の製作発注をしていました。

その中でも希少な作品です。



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四代六兵衛の作品でもここまでのレベルの磁器作品はなかなか見受けられません。


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「萬暦桝鉢」というのは、口縁に塗った鉄釉(口紅という)や文様の描き方より、明時代末期から清時代初期にかけて中国景徳鎮の民窯で焼成した五彩(赤絵)磁器のことです。。

日本では南京赤絵とも称されます。

17世紀の中国による茶道具の中でも上に位置するもので、近代になってからは国内では三浦竹泉や九谷の矢口永寿による写し作品がよくあります。


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明治維新(1868)による社会の大きな変革の波は、茶の湯の世界にも及びました。

一部の武士と、上流の町人によって支持されていた茶の湯でしたが、徳川幕府の終わりとともに紀州徳川家への出仕も終わり、また一般の人々の茶道に対する興味も薄れ、茶の湯は衰退の道をたどったのです。
こうした状況のなか、11代碌々斎(1837-1910)は家元としての古格を保ちながら、茶の湯の復興に力を注ぎました。

やがて数寄者と呼ばれる政、財、官界の要人ら、新たな茶の湯の庇護者が登場し、茶の湯文化は活力を取り戻します。

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塗蓋は飛来一閑製です。

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箱書の甲には即中斎の書付が足されております。

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過去に松下幸之助コレクションの萬暦赤絵の公開時に、世相をうまく紹介した文章がございましたので引用してみましょう。


「萬暦赤絵」とは、日本では安土桃山時代から江戸時代初期にあたる、中国明時代後期・萬暦年間(1573~1619)に世界的名窯である・景徳鎮の官窯で制作された赤絵磁器のことをいいます。

さかのぼって隆慶年間(1567~72)や嘉靖年間(1522~66)のものも同様の特徴をもつことから「萬暦赤絵」と呼ばれています。

萬暦年製のものは、赤、緑、そして青の鮮やかな色彩による文様の密度の高さが特徴的です。
また、その重厚で暖かく柔らかな雰囲気が日本人の心を捉えました。

茶の湯が始まった室町時代には、中国から宋代以降のやきものが入ってきていましたが、茶人たちが好んだのは「萬暦赤絵」を始めとする柔らかなやきものでした。そして明治時代になると「萬暦赤絵」が再評価されます。

とくに白樺派の同人たちはことのほか愛好し、たとえば志賀直哉は小説『万暦赤絵』を書き、梅原龍三郎は「萬暦赤絵」の花瓶をモチーフとして繰り返し描きました。また茶の湯を嗜む政財界人も「萬暦赤絵」を好んで所有しました。

このような時代背景の明治時代に特別にこのような茶道具が製作されたことがうかがえます。


永樂即全 青交趾菓子皿(土器皿) 十枚 [WEB BASE(商品紹介)]

次回も、交趾作品をご紹介致します、と申し上げておきながら・・・・日が空きました。(^^;


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永樂即全 青交趾菓子皿(土器皿) 十枚

お料理屋さんにも、茶人さんにも人気の定番作品です。


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各色の交趾で作品が存在しますが、これからの季節には爽やかでピッタリの『青交趾』です。


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菓子皿ですが、大きさが充分ですのでお料理用にも重宝致します。


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土器皿というのは、轆轤を使わずに手ひねりで形成していく皿のことです。


この揺らぎのある形状が、盛りつけられる食材とのなんともいえない調和を生み出します。

十枚揃うのも嬉しいところであります!




十六代 永楽善五郎(即全)

1917年(大正6)~1998年(平成10)

昭和9年、千家十職 永楽家の十六代善五郎を襲名。

永年に渡り、千家十職の茶碗師として活躍しました。 食の器では妙全に次いで作品が多く存在致します。


2017年5月19日~21日の新入荷情報です。 [新入荷]

大阪・名古屋・京都美術倶楽部3連続出張でした。

どこも少な目でしたが、好みのモノが手に入りました。(^.^)



眞葛香山(大正後期) 色染付群燕画香炉

永楽妙全 呉州赤絵醤油皿 二十枚 ※ご成約済

河合漆仙 鎌倉菊蒔絵喰籠 掛子付 惺斎書付

永楽善一郎(保全) 嵐山高雄之画小丼鉢 ※ご成約済

森香州 虫明焼十二ヵ月茶碗




さて、明日より5月のベース後半戦始まります☆


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5月22日(月) 10:00〜17:00 ※11:30〜13:30のみ会議にて不在です。

  23日(火) 10:00〜17:00

  24日(水) 10:00〜17:00

  25日(木) 10:00〜17:00

  26日(金) 10:00〜17:00


皆様のご来訪をお待ちしております。(__)

森香州 虫明焼茄子瓜ノ画平茶碗 惺斎書付 [WEB BASE(商品紹介)]

1年半ぶりに香州作品が入りました。


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森香州 虫明焼茄子瓜ノ画平茶碗 惺斎書付


この茶碗は香州の代表的な作品のひとつです。

虫明焼の伝説となっている、12か月茶碗の一つに入っております。

虫明特有の色合いに鉄絵で茄子と瓜が描かれております。

12ヵ月茶碗を香州が研究の為に借り受けた際、1碗を割ってしまい・・・香州が製作して補ったという話が遺されております。

なんてことを、と思いましたが、その際にきちんとデザインや形状・サイズ等を遺したので、幻の本歌を見ることが出来ない後世の虫明作家方が”写し”を制作して現在に知られることになったのは素晴らしいことです。

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香州の”むしあけ”印です。 


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惺斎の書付があります。


香州はその名前からもわかりますように、近代虫明の祖であります香山の愛弟子でありました。

その技術力の高さと裏腹に、経営面では不器用だったようで・・・かなり苦難の人生を送られたようです。

何度か横浜の眞葛窯へ身を寄せていました。

軽井沢の三笠焼には香山の命を受けて職長として赴いたりもしております。

昨年の岡山県立美術館での初代香山没後100年展観に於きましては、香州作品も優品が多数展示されておりました。

作品は、近年では出物がかなり少なくなり、地元の虫明焼愛好家の間はもちろん、茶人の中でも評価が高まりつつあります。



森香州

1855-1921

伊木氏より父が窯を譲り受け、明治元年に初代眞葛香山に師事、その後何度も窯の再興を繰り返し明治32年に廃
窯となるが、虫明焼特有の味を出した有名な作品を数多く生み出した虫明焼中興の祖である。
香山の信任も厚く、香の字を受け継ぐ。




永楽妙全 黄交趾梅形向付 十客 [WEB BASE(商品紹介)]

永楽家の交趾作品のご紹介です。

交趾写しは事実上の永楽の初代であります了全から存在します。

保全辺りの色合いがなかなか秀逸なのですが、今回ご紹介致します妙全の黄交趾もなかなかそれに迫る色合いです。

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永楽妙全 黄交趾梅形向付 十客


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並ぶと壮観ですね。

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梅の形状を盛り付ける食材の邪魔をしない程度に意匠化されております。

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側面から。

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上面から。


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下方から。


共箱 無傷完品です。 大正時代の作品です。


次回も永楽の交趾写し作品のご紹介になります。








ベース、営業中です。 [BASE215]

ようやく看板も完成し、5月より通常営業始まっております!

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ビル入り口風景です。

中に入って右側の小部屋です。


なんというか・・・周りの雰囲気がまったりした感じでして・・。

先月のプレオープンに続いて、5月も営業2日目ですが、既にその空気感に呑まれつつあります。(^^;


慣れれば、ちょっとしたお散歩位でどの駅からもお越し頂けます。

ただ、皆様方のお話を伺っておりますと・・・・地下鉄谷町線の『四天王寺前夕陽が丘駅』からは行きは下りですので、楽なようですが帰りが登り坂で大変のようです。


生國魂神社からや夕陽が丘駅からは、歩きでお越しいただいた場合は、帰りは日本橋駅までお歩き頂くのがスムーズのようです。(徒歩10〜15分)

皆様、前”日本橋ベース”に比べてご不便申し上げますが何卒よろしくお願いいたします。


私は難波駅から歩いております。



5月のベース期間のお知らせです。

15日(月)

16日(火)

17日(水)

22日(月)

23日(火)

24日(水)

25日(木)

26日(金)

以上の7日間になります。


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皆様のお越しをお待ち申し上げております☆



また、ブログでのご紹介作品や新入荷情報へのお問い合わせもご気軽にどうぞ。

fujii-01@xc4.so-net.ne.jp


出張中もお返事致します。

2017年5月8日~12日の新入荷情報です。 [新入荷]

2017年5月8日~12日の新入荷情報です。

お客様からの出物、神戸出張での仕入でございます。

今回は裏流、ですね。(^.^)


九代白井半七 乾山写絵変銘々皿 十枚

眞葛香斎 祥瑞福禄寿二閑人水指 鵬雲斎書付

初瀬川柳庵 波絵白漆大棗 鵬雲斎書付   ※ご成約済

十三代宮崎寒雉 七徳釜 鵬雲斎好み  ※ご成約済

十三代宮崎寒雉 桑山釜 ※ご成約済

三浦竹軒 青海波茶碗 五個の内

三浦竹軒 緑釉笹葉形香魚皿 十枚  ※ご成約済

三浦竹軒 緑釉笹葉形香魚皿 十枚  ※ご成約済

宮川香山(昭和初期) 眞葛窯若松之画火入 一双


加藤周兵衛 新瀬戸染付 鉢 [WEB BASE(商品紹介)]

マニアックな、瀬戸染付作品が入りました。

幕末明治の瀬戸染付といえば、加藤五助や川本半助がすぐ浮かびますが、まだまだ名工が隠れております。

今日は、そんな『加藤周兵衛』という陶工の作品をご紹介致しましょう。


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作品は明治期ですが、この頃にはすっかり瀬戸染付(初期の民吉頃のと区別する為、新瀬戸染付といいます)も技術が進化と安定しています。

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手慣れた感じですね。


加藤周兵衛

嘉永5年に分家し、白雲堂と号し、染付焼に転業しました。

明治初年に、瀬戸窯元取締役になり、明治5年にオーストラリア大博覧会に出品。

青花磁製造方取締役や愛知県観行委員などを命じられ、業界を代表する一人として活躍しました。

明治33年没


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底の書き銘は『白雲堂』です。


上品な仕上がりが目に付きまして、今回の入荷となりました。

こういう作品なのに、お安いのです。。。

※ご成約済

2017年4月27日~5月7日の新入荷情報です。 [新入荷]

2017年4月27日~5月7日の新入荷情報です。

久世宗春 寿棚  ※ご成約済

佐藤和子 不二窯 赤織部茶碗

筑城筑良 糸目丸香合

七代中村宗哲 銀絵雑煮形大平 イタミ有 ※ご成約済

辻石斎 独楽銘々皿 五枚 ※ご成約済

井上秋晴 細密赤絵唐獅子華瓶

初代眞葛香山 倣木米唐之製陶場之図 七十三翁筆 大正3年  ※ご成約済

永楽和全 鳥の子写酒盃

田中敏孝 釣釜道具  裏用

和楽造 織部釉牡丹唐草文壺 宋時代磁州窯作品模 ※ご成約済

佐野猛 硝子茶杓

佐野猛 硝子茶杓

川本光春 桑菊桐香合 鵬雲斎書付  ※ご成約済

仁阿弥道八 一方堂焼鶴絵茶碗 金繕い有

淡々斎 横物『秋空一声雁』 鵬雲斎箱 ※ご成約済

狩野永岳 富士峰図 大綱和尚賛 狩野永信極箱

永楽妙全 黄交趾梅形向付 十客

永楽即全 青交趾菓子皿 (土器皿) 十枚

加藤光衛門窯 志野蒸碗 十客

加藤周兵衛 瀬戸染付菓子鉢 ※ご成約済




永楽妙全 祥瑞赤絵中皿 二十枚 [WEB BASE(商品紹介)]

金沢美術倶楽部で開催されました、正札会”若筍会”へご来場頂きました皆様、誠に有難うございました!

この度もよいご縁を頂戴致しました。

全体としても近年最高出来高だったようで、なんとも盛況でございました。

次は11月に金美特別展がございます。こちらはブース催事ですのでまた別の面白さが御座いますので、是非その節も宜しくお願い申し上げます。



さて、金沢出張から戻りまして、1・2日は仕事に追われ・・・なんとかやっつけることが出来まして

3〜5日は0泊3日という弾丸宮崎旅行へ行って参りました。

夕方からフェリーで出て、朝に到着し、その日の夕方にフェリーで帰る、というやつです。

時化もあり、船酔いというものに初めて悩まされつつも、なんとかプチ家族旅行してまいりました。

さて、気を引き締めなおして・・明日から仕事スタート!です。


では、商品紹介から。


永楽妙全 祥瑞赤絵中皿 二十枚


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本歌も古赤絵で、このような形状と意匠があります。

六角の角ごとに少し輪花のような切込みが意匠を単調さから解き放っております。

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側面で絞込みを入れ、手が入るようにし、お皿を取りやすく工夫してあります。

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幅は14cmです。


なんと、この作品は”20枚組”です。 以前同じモノの10枚組は扱ったことございますが、20枚とうのはなかなか出会えません。

なのに、お値段としてはほぼ同じ位でのご提供になります!

お料理、デザート、主菓子など様々な用途が出来ます。


【二十枚無傷 共箱 大正時代】





永樂妙全(えいらくみょうぜん、1852年 - 1927年10月1日)

千家十職。焼物師。永楽家十四代。得全の妻悠。

夫の得全の死後、次代の正全と共に家業を守る。

三井高棟翁より「妙全」を賜わる。

歴代の中でも一番食器を制作した代で、注文品なども多く・・・10客揃いや20客揃いのお料理屋さんなどに使える永楽作品は妙全のみと云えます。



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