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2016年3月27日~29日の新入荷情報です。 [新入荷]

岡山より帰ってまいりました。

今回、3泊4日の旅でしたが・・・美術館、展示会での商談、虫明研究家の方や学芸員さんとのお話など・・・毎日、眞葛香山漬けで楽しい旅でした☆

予想より体力が落ちていたようで、翌日の仕事から帰ったところでダウンしましたが。(+_+)



ということで。今月末の新入荷情報です。少しですが。。

♢永楽善五郎(妙全) 呉州赤絵福字皿 10枚 ※商談中

♢黒井千佐 虫明焼 五節句茶碗 五客組

眞葛香山作として伝わる、有名な五節句茶碗の写し、です。千佐さんは県の無形文化財である虫明焼の窯元です。

♢須田青華 古九谷写花鳥図平鉢

当店に在庫中の古九谷写と色合いは異なるものの、形状も同じで・・まるで対を為すような作品です。

♢辻石斎 白漆秋草蒔絵平棗

白漆、が珍しいです。蓋裏に虫がいらっしゃいます。



【ひとりごと】

私事ですが、明日3月30日~4月5日まで1週間お休みを頂戴致します。(ブログは、更新するかもしれませんが)

普段、お休み無い分、子供達の春休みに合わせて小休止させて頂きます。

6日より大阪・東京と出張続きで、新しい商品の仕入れに邁進する予定ですので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。



岡山アートフェア、開催中です! [催事]

岡山美術倶楽部主催、正札会~岡山アートフェアの初日が終わりました。

非常に多数のご来場を戴きまして、有り難う御座います。

はじめまして、の方、1年に1度お逢いします方、本日……お話させていただきました皆様、誠に有り難う御座いました。

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「香山式」

15点の宮川香山作品をご用意しております。

当店出品エリアより。

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数時間語とに、少しづつ模様替えをしております。

さて、今岡山で熱いと言えば…

眞葛香山展、です。

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朝テレビをつけると、フツーに紹介されてました。

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岡山県立美術館。

広いですね~~。

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300点!もの物量です。時間と体力の余裕をもっていらした方がよいですよ。^_^;

虫明焼をこれほど集めた展示会は史上初かもしれません。
私個人の見解では、まだまだ研究を要する部分は残されてると思いますが、現時点ではまず…ここまで整理して次への布石となるのは素晴らしいことと思います。

連日、かなり多数のご来場を戴いてるようです。

もひとつの吉兆庵美術館にも。

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こちらは、今回のアートフェア会場から歩いて五分くらいの位置です。

国内向けが中心です。

県美に重要文化財の蟹と梅花入の二点とも来てます。

吉兆庵にも蟹、来てます。

蟹がこんな近くで二体も観れるのはなかなか希少です。

二つの眞葛香山展と併せて岡山アートフェアへお立ち寄りくださいませ。

香山式、では今、手にはいる、眞葛香山をご覧頂けます。

では明日の最終日、皆様のご来訪をお待ちしております~~





第70回 岡山アートフェアのご案内です。 [催事]

本日までの日本橋ベースへお越し頂きました皆様、誠に有難うございました。

最終日は少し早めに撤収させて頂きました。

なぜならば・・・?・・・明日より岡山出張でございます。


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岡山美術倶楽部 主催 第70回正札即売会 アートフェア

会場:第一セントラルビル 9階

会期:平成28年 3月26日(土)10:00~18:00 
           27日(日)10:00~17:00

すっかり定着して参りまして、年々多数のご入場を頂いております。

今回、当店はいつもの茶道具に加えまして、宮川香山初代没後100年 特集企画 ”香山式”

もお届けいたします!

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この度はタイミングがよく、岡山県立美術館での香山展、そして吉兆庵美術館でも香山展が開催中です。

半径数キロメートル内にこれだけ香山が集まることも、なかなか珍しいですよ☆

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宮川香山(本名:虎之助1842-1916)は九代茶碗屋長兵衛[初代楽長造(らくちょうぞう)]の四男として京都真葛原に生まれました。父の跡を継いだ虎之助は、一時、岡山で虫明焼の指導にもあたっており、今日、虫明焼が全国区で知られるようになったのは香山の功績と言えるでしょう。その後、香山は、薩摩の御用商人梅田半之助らの求めに応じ、明治3年横浜へ移住、翌年横浜太田村字富士山下に眞葛窯を開窯し、職人たちとともに輸出用陶磁器を製造しました。香山はフィラデルフィア万博、内国勧業博覧会等、国内外の博覧会に出品し輝かしい成績を収め、その名は世界にとどろきました。明治初年、一斉を風靡した薩摩焼風の錦手(にしきで)を制作することから始まり、技巧を凝らした細密で彫刻的な手法を用いた高浮彫(たかうきぼり)作品、さらに明治20年代以降は、ヨーロッパの趣向の変化に応じ、釉下彩磁(ゆうかさいじ)や結晶釉など釉薬の研究を進め、新機軸の作品を次々に発表しました。明治29年には帝室技芸員に選ばれ、明治を代表する陶芸家として活躍しました。

 本展は、没後100年を記念して、虫明焼の発展に寄与した香山を顕彰するとともに、日本の近代窯業界の寵児として海外で高い評価を受けた香山を同時代の作品群とともに紹介します。草創期から現代までの虫明焼作品、薩摩焼に影響を受けた明治期の各地の焼物、重要文化財2点を含む高浮彫作品から釉薬物まで多彩で魅力溢れる香山の作品など、合わせて約250点の作品を一堂に展覧します。


こちらも、どうぞ。


岡山 吉兆庵美術館のHPより。

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これぞ超人技!「横浜真葛焼展」

会場:岡山・吉兆庵美術館
会期:平成28年3月12日(土)~6月5日(日)
休館日:4月4日(月)、18日(月)、5月2日(月)、16日(月)
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)

 かつて横浜に窯を築き、明治時代の陶芸界を牽引した陶芸家がいました。その手から生み出された芸術品は海を渡り、欧米で開催された博覧会へ出品され、「マクズウェア」として世界の賞賛を得ました。
 「マクズウェア」の源流にあたる京都真葛焼は、仁清写しなどの茶陶を手掛けていました。将来的に輸出されることを見込んだ宮川虎之助(初代 宮川香山)によって横浜へ窯を移築させます。海外を意識した香山は陶胎に浮彫を施した陶磁器を作成し、万国博覧会を含む国内外の博覧会に出品しました。その作品は大好評を博し、輸出用工芸品として不動の地位を確立させました。
 しかしながら、しだいに奇抜な装飾を取り入れた焼物への人気は翳(かげ)りを見せ始め、日本の伝統的な模様や色彩研究に力を注ぐようになります。こうした研究で身に着けた陶技は、単なる西洋的な装飾技術から脱却し、伝統と技が共存する作品へと変化させたのでした。
 また、宮川虎之助(初代 宮川香山)は、明治元年に池田藩(岡山県) 筆頭家老 伊木忠澄の招きにより、京都清水焼の流れを汲んだ虫明焼の技術指導に携わっています。
 今回は、岡山とゆかりの深い香山の虫明焼をはじめとする茶道具や、動植物の置物、色彩豊かな花器など、多岐に渡る作品を展示いたします。時代の先駆者として生きながら、明治時代の陶磁器を芸術品へと引き上げた宮川香山。時代に翻弄されながらも革新を続けた陶磁器をご堪能ください。




太田抱逸 住吉平棗 [新入荷]

2年半ぶりに・・・加賀蒔絵作家で逸品を遺した名工、太田放逸の作品が手に入りました。

なかなかに、丁寧かつ味わい深い出来栄えです。


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色合い、は派手すぎず・・・しっとり上品です。

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蒔絵の各技法を凝らし、作品の各部のそれぞれが粋です。

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太鼓橋も鳥居も。

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太田抱逸(1882~1945)は大正・昭和に金沢で活躍した蒔絵師です。

金沢市高道町(現森山1丁目)に生まれる。本名は順太郎。

生家は茶商を営んでいた。小学校卒業後東京に出て植松抱民に蒔絵を学ぶ。茶の湯をたしなみ、堅実で洗練された作風を示した。

この、関東で蒔絵を学んだ、という点が抱逸独自のセンスにつながっていると思います。

京蒔絵や加賀蒔絵、江戸蒔絵は数あれど・・・加賀の伝統に江戸のセンスが組み合わさると、またひとつ違った趣きが生まれます。


※売却済みです。

2016年3月19日~21日の新入荷情報です。 [新入荷]

大阪、名古屋、京都と3つの美術倶楽部回ってきました。

なかなかに・・・コレ、というのは手に入りませんね。(+_+)

そんな中、奮闘して仕入れて参りました新入荷情報をお届けいたします。

明日・明後日の3月最後の日本橋ベースでご覧頂けます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。




永楽妙全 古赤絵中皿 【10客】

市川銕浪 夫利婦利香合

楽 慶入 つぼつぼ 5客  【箱無】 ※ご成約済

眞清水蔵六 高麗写茶碗 【箱無し】 ※ご成約済

金森春次 青漆刷毛目塗縁朱角切盆 【 5枚組】

初代清水六兵衛 御本桔梗形鉢 五代極箱

井上萬二 青白磁青海波文水指 ※ご成約済

太田抱逸 住吉平棗

森有節 萬古焼茶滴 【直し有り】※ご成約済

春日和。 [日本橋ベース]

本日は4月並の気温だそうで、朝からコートも要らず、ベースもエアコン要らず、で快適です。

午後からは雨のようですが。。。

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本日は15時前までの営業となります。

次は22日・23日の両日でございます。

毎月恒例の美術倶楽部3か所の仕入にて、新入荷予定ですので、どうぞ宜しくお願い申し上げます!


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今回のDMステージより。


平澤九朗 瀬戸一重口水指 [新入荷]

久しぶり、に九朗の一重口水指が手に入りました。

以前はちょこちょこ見かけた物ですが、最近は稀にあっても2代だったり出来が今一つだったり。。。

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端正な形状と、釉上がりです。

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運び、でも丁度ほどよいサイズです。


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塗蓋は後年に造り直しされております。

窯変の部分を正面に取り、やや釉薬が垂れた部分を客付きに見せて蓋を造られております。

状態も、良いです。 箱は時代箱です。




平沢九朗 ひらさわ-くろう

1772-1840 江戸時代後期の武士,作陶家。
安永元年生まれ。尾張(おわり)名古屋藩士。茶道をたしなみ,余暇に古瀬戸,唐津などを模して茶器をつくる。作品には独特の趣があり,九朗焼といわれた。天保(てんぽう)11年6月23日死去。69歳。名は一貞。通称は清九朗。別号に今昔庵。

今朝の通勤電車にて。 [ひとりごと。]

黒ラピートは、何度も乗ったことありますが・・・スーパーシート(高すぎる)の車両にR2D2が居る、という話を聞いたので、今日は降りる前に見に行ってみました。

ほんまに居りました。。。(^^;

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さて、今日もベース、始まります!

眞葛長造 鉄絵桜の絵小茶碗 中島来章画 香斎極箱 [新入荷]

図らずも?・・・また長造作品の入荷です。

今回は小品、ではありますがお使い頂けるお道具でございます。

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直径10センチの小茶碗です。茶箱(茶篭)用としての注文品で製作され仕込まれてあったのが、事情で分かれてしまったのでしょう。

シンプルに、鉄絵で桜を描いておりますがこれは同時期の画家である、中島来章の筆によるものです。

当店でも昨年と一昨年に取扱いましたお茶碗で来章画の長造がありました。


「中島来章」

幕末・明治の円山派の画家。近江生。姓は源、字は子慶、号に春分斎・通神堂等。

初め画を渡辺南岳に学び、のち円山応瑞に従う。

横山清暉・岸連山・塩川文麟と共に平安四名家といわれる。幸野楳嶺・川端玉章らは門人。俳句も能くする。

明治4年(1871)歿、76才。

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高台内に長造の「眞葛」印、胴の裏側に来章のサインが鉄絵で書かれてます。

全オーナーさんが、一度綺麗に洗われてしまったので径年の味わいが一旦リセットされておりますが、お茶を吸いやすい仁清釉と白土ですので、愛玩されているうちに育っていくことでしょう。

実際、点ててみましたが絶妙な形状で、小茶碗にありがちな点てにくさが無く、通常サイズの茶碗のようにお使いになれます。

桜といえば、お花見です。 野点の趣向で席中にて数の内に加えたり、替茶碗として3客様までの中にお出ししたり、と充分活躍出来ることでしょう。

鉄絵、というのが色物の水指やお茶碗にも邪魔せず親和致します。

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6代真葛香斎の極箱になります。


宮川 長造みやがわ ちょうぞう

寛政9年(1797)~万延元年(1860)

祐閑宮川小兵衛政一の次男長兵衛より数えて四代目が長造です。若くして青木木米に師事し、その

後東山真葛ヶ原の一角(今の円山公園南側)で窯を築き、作陶を始めました。長造は長男の長平、

二男の由太郎、四男の虎之助(初代香山)、熊二郎(二代香齋)などを指導しつつ、制作販売をし

ていました。

真葛ヶ原に築窯したところから、観勝寺安井門跡より「真葛」の号を賜り、晩年「香山」と名乗

り、後に長兵衛家が華頂宮博経親王(1851~1876)より「香山」の号を頂きました。

師匠の木米は煎茶道具が主ですが、長造は茶の湯道具の方が多く作っております。仁清写しの他に

も、乾山写し、祥瑞、染付、赤絵、御本手、交趾と幅広く制作しています。

長造は仁清写しの妙手と言われていますが、単なる写しではなく本歌(手本)の意を汲みつつ個性

的に表現した姿勢を持ったことが大きな特質であります。

(出典 真葛香斎HPより拝借)

永楽和全 金襴手酒盃 盃台添 三井高陽旧蔵 [新入荷]

永楽和全の盃をご紹介致します。今月のベースDMハガキにも掲載しております。


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非常に上品な金襴手作品です。

永楽和全は九谷焼に招聘され、金襴手を伝えるほどで和全金襴は代表的な作風といえます。

また、明治維新後は西洋化への時代の流れもあって、金襴手による高級食器などの需要もあったようです。

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和全が保全と異なるのは、和全からは金襴手に金箔を使用するようになり、より艶やかな発色となったこと。もちろん使ってると金箔が剥げてきます。

ところが、その使用感がまた味わいとなることを見越しての計算だったそうです。

あくまで使用を前提として製作し、その中で発揮する美の表現を計算しているところがさすが、の和全といえましょう。

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この作品は珍しいことに、盃台も付いております。

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もちろん、共箱もございますが・・・もうひとつ。

三井高陽の所蔵貼り紙がございます。

三井記念美術館での当時としてはとんでもない、世界中の切手コレクションは高陽さんのものとして有名です。

「三井高陽」(みついたかはる)

実業家・男爵。東京生。男爵三井寿太郎の長男。大正11年慶応義塾理財科を卒業。三井鉱山に入社。昭和7年三井合名会社に転任。三井船舶初代社長。日独協会会長。女子美術大学理事長。三井南家第十代当主。切手収集家、交通文化史研究家としても有名。紺綬褒章・藍綬褒章・勲二等旭日重光章受章。昭和58年(1983)歿、82才。


三井家の永楽コレクションはそのラインナップ、質の高さで有名ですが・・・その価値の他の追従を許さない点は・・・直接、永楽家から収められているという点です。

幕末から明治にかけての了全・保全・和全の作品がレベルの良いものを、共箱付で、その時代時代に、収まってるというのは資料的にもかなり貴重であります。

一度、他の手を介して収まった物だと、箱と中身の合致や真贋等の問題がゼロにはなりません。

その点では当時の永楽作品の検証に圧倒的な価値がございます。

5年程前?に素晴らしい展観と図録がありましたが、またいつか・・三井家の永楽コレクションの展観展あることでしょう。

私も楽しみにしております。


さて、この作品ですが高台の隅っこに微小なチップ、がありますので、ちょっと御値頃です。

※ご成約済


永楽和全 えいらく-わぜん

1823-1896 幕末-明治時代の陶工。
文政6年生まれ。永楽保全の長男。嘉永(かえい)5年京都御室(おむろ)にあった野々村仁清(にんせい)の窯を再興。慶応のころ加賀(石川県)大聖寺(だいしょうじ)藩にまねかれ山代窯で九谷焼を指導。維新後は愛知県岡崎で岡崎永楽とよばれる磁器を製作。晩年は京都下河原に菊渓窯を開窯。金襴手(きんらんで),古赤絵写し,青磁などにすぐれていた。明治29年5月6日死去。74歳。京都出身。通称は善五郎。
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