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第24回 十翔会 準備完了! [催事]

明日より大阪美術倶楽部で開催致します、茶道具・美術品展示即売会 十翔会の準備が整いました!

今回より大阪と千葉より新たな2社が加わり、さらなるパワーアップです。

ご来場されます方はお楽しみに。

当店エリアの様子を一足先にお届けいたします。

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今回、大阪美術倶楽部 新館1階の和室を使用致します。

扇の間、鴻の間、鶴の間、亀の間の4室とバーゲンコーナーに西玄関内を開放しております。

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ご来場をお待ち申し上げております。

入場無料でございます。 受付にて”藤井香雲堂のブログを見て”とお申し出くださいませ。

私はバタバタしている可能性大ですが、出来る限り気になった商品のご説明等をさせて頂きたく思いますので、ご気軽にお声がけ下さいませ。

もちろん、お買い求めになる。ならない。関係無くご質問や、商品の詳細などのご質問をどうぞ。



三橋鎌山 鎌倉彫 梅金輪寺 即中斎書付 [新入荷]

全国的に好まれる鎌倉彫の茶道具です。

三橋鎌山作 鎌倉彫 梅金輪寺 即中斎書付 をご紹介致します。

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よく、大正期の鎌倉彫の三橋了和が有名なので、その前作や今回の鎌山作も全て了和作と勘違いされていることも多いようですので、整理しておきましょう。


まず、三橋式と呼ばれる近代鎌倉彫は三橋26世鎌山から始まりました。

元々仏師の家で伝統工芸を製作しておりましたが、時代の流れに応じ・・・新たな作風を生み出しました。

その作品を、関東においては有栖川宮家や鎌倉に別荘を持つ前田家、関西においては大徳寺、表千家、

玉林院や豪商山口家に重用され、多くの愛好家の後援のもと、所謂「一点もの」の製作を続けることが

でき、生涯の間に膨大な作品を遺すことができました。鎌山が「鎌倉中興の祖」と呼ばれる所以です。


そして鎌山の長男三橋27世鎌岳(了和)は、鎌山の二男が出家して使えていた玉林院の住職の影響で

茶道具を製作するようになりました。大正12年の関東大震災の難を逃れて一家で京都に身を寄せてか

らのことです。京都で過ごした10年間、茶道具製作に打ち込み、その間に生み出した作品は100種

類以上に及ぶと言われております。その時代の作風は、鎌倉で製作していた頃とは大きく異なってお

り、了和の京都における研鑽の程が偲ばれます。

共箱の無い物も多く、似た彫銘であることから後述の鎌山作品と混同されがちです。


鎌岳の長男、28世三橋鎌山(本名、央)は祖父の鎌山と号を同じくし、昭和鎌山とも呼ばれています。

 若い頃は父鎌岳の作風を引き継いでいましたが後半から斬新で新感覚の作風を打ち出しました。


さて、本題に戻りましょう。

この作品は了和のデザイン・作風を大きく引き継いだものです。

溜塗や真塗の金輪寺だと、どうもあっさりした感じになりますが、この鎌倉彫の絶妙な意匠の取り方に

より、蒔絵作品にも劣らない艶やかさと侘び加減が表現されております。

お勧めです。




五代真葛香斎 の長造写し作品。 [新入荷]

今日は一日かけて明日搬入、明後日より開催の十翔会の荷造りをしておりました。

一日で出来ることは出来るんですが・・・結構タイト。(+_+)

なんか心配です。

一応、一段落しましたので少し商品紹介をしておきます。

京都の真葛香斎は、幕末期より続く窯元です。正確には大正期から、です。

大正時代、二代眞葛香山の元に京都で真葛を名乗ってもよいかとの打診があったそうです。

そして、表流の久田家の無適斎のバックアップの元、京都真葛が生まれました。

その時から数えて現在は京都真葛として3代目になります。香斎としては6代目です。

さて、先代の香斎さんが”真葛焼”というものの全体を整理するために本を出版されました。

そして、尊敬する長造の研究を行い・・・様々な長造作品の写しを製作することに成功します。

長造釉といわれる、薄いブルーの釉薬や、信楽土を使った色絵茶碗、多彩な香合など。

いづれもなかなかのモノでした。

今回、その長造写し作品が3点入りましたのでご紹介致します。


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仁清写刷毛目水指

これも長造の代表的な鉄絵による刷毛目と、仁清の流れを汲む轆轤、そして繊細な輪花口を再現しております。


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仁清写羽子板香合 久田尋牛斎書付  ※ご成約済

5代香斎は、百貨店にて長造の香合写しだけの展観を行いました。優品揃いだったようです。

これはその時の作品です。

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最後は・・・

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三つ葉蓋置

これも長造の有名な作品の写しです。 新しい、という以外は結構本歌そのままです。


長造は初代香山の父君です。

そういうこともあり、長造作品には目が無いのですが・・・・このような香斎の長造写し作品もついつい手が伸びるのです。


明後日からの十翔会での展示でご覧頂けます!


2015年11月20日・21日の新入荷情報です。 [新入荷]

昨日・今日の新入荷情報です。

いつもは京都美術倶楽部へは一泊で行ってるのですが・・・・この行楽シーズンの3連休。

京都の宿泊価格が足元を見たような高騰で、とても泊まる気になれませんで・・・朝6時発で日帰りしました。

かなり余裕見てのスケジュールでしたが、そのおかげで渋滞もそこそこでたどり着けました。

でも眠いです。。。。

では、どうぞ。



鈴木表朔 又玅斎好一閑塗文箱 莨盆

初瀬川柳庵 輪花盆 即中斎書付  ※ご成約済

鈴木表朔 仙叟好一閑塗山道 莨盆

正木惣三郎(初代) 正木焼 糸巻蓋置 ※ご成約済

初代 眞葛香山 依呉州赤絵元様意 火入  ※ご成約済

初代 眞葛香山 倣呉祥瑞手桶 水指 初代遺作 二代極箱



最近、あまり入れないモノ。

そして初代宮川香山の希少な作品等が入りました。




第24回 十翔会のお知らせ。 [催事]

本年度の日本橋ベースも無事終了致しました。

隠れ家的なスペースへ毎月・・皆様のご贔屓には感謝の限りです。

来年度も見に行きたくなるようなモノを探して参りますので、何卒よろしくお願いいたします。


さて・・・

いよいよ、年末までの4連続催事シーズンに突入です。

その①をご紹介致します。

12年続いて参りました十翔会です。


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今回より、新メンバーも加わり・・・会場も大阪美術倶楽部の新館に移行しての開催です!

規模はちょい増しですが、内容のバラエティを増すことでしょう。

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初めての方は、受付にて”藤井香雲堂”をお呼び出し下さいませ。

会場の回り方や、お買い物の方法等をご説明申し上げます☆

皆様のご来場をお待ち申し上げております。




2015年11月18日、19日の新入荷と今年ラストベースのお知らせ。 [新入荷]

そろそろ、寒さもやる気を出してきましたようで・・・

肩が凝る、並びに・・・クルマ移動ということも多いので厚着をしない私には調整しにくい時候です。。。

さて、まずはこの2日間の新入荷情報です。

いくつか、面白めのモノがあったのですが・・・あまりの値段の高さに仕入れることが叶いませんでした。(:_;)

お客様からの出物も含めて、5点のみです。



角谷与斎 皇太后買上写 菊桐文真形釜 淡々斎書付

須田祥豊 高取写菱水指

八代吉右衛門 湊焼焙烙 道楽作写

加藤十右衛門 黒織部写茶碗 鵬雲斎書付

永楽和全 模呉州赤絵向付 【6客】※ご成約済



次の新入荷は21日になります。



さて、いよいよ・・・明日で今年の日本橋ベース営業が最終日となります。


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2015年最終営業日。

11月20日(金) 10:00~16:00※

以降は出張催事のみとなります。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。



商品のお問い合わせ先: メール fujii-01@xc4.so-net.ne.jp

直通電話 090-8578-5732

 藤井香雲堂


時雨ベース。 [日本橋ベース]

なかなかの雨模様です。

雨降りの日はなんだか静かです。 

単に町行く人が少ないから?とか思いこんでましたが・・・・

実は物理的に雨により、音が振動しにくくなったり反射が抑えられ、静かになるという理屈だそうです。('_')


気温的には今のベースが一番エアコンを必要とせず、快適かつ静かであり雨ともなるとさらに・・。



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2年使った什器をひとつ入れ替えました。

東京の某美術商様より拝領した展示台を、同じくその方が今年製作された別のモノにチェンジです。


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スッキリしました。

元の什器は近々粗大ごみを処理場へ持ち込まないと、です。

そんなこんなで、今年のベースも残りわずか。。。

では、この辺で。


日本橋ベース。今年も残りわずかです。 [日本橋ベース]

雨の日やら、暖かい日やらでややこしい日々です。

天候に翻弄された我が家は、土曜日の娘の七五三を日曜に変更することに。それに伴い、美容室の髪の毛やら写真スタジオなどなども・・・バタバタです。

終わった後は、堺の某ホテルのバイキングへ。

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子供たちは喜んでおりましたが、うちの両親の世代には微妙でした・・・。

蟹が食べ放題とは、いえ。

大人3600円の元を取れたかどうかは微妙であります。(^^;


そんな週末から明けて、日本橋ベース。

今年の12月は催事のスケジュールの間が狭すぎて、11月末~12月末まで4つの催しの間隔が2日間ほどづつしかないというタイトさ。

一番ひどいのは中1日しか。

そういうわけで、2015年の日本橋ベースも残すところ・・・・2日のみ、となりました。


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17日(火) 10:00~17:00

20日(金) 10:00~16:00 

今月の新入荷商品を展示しております。

お時間ございましたら、どうぞお立ち寄りのほど。。。

それでは、今日はこの辺で。


鶴亭作 紫野焼黒茶碗 ”海暁” 大徳寺明堂和尚書付 外箱 鵬雲斎書付 [新入荷]

紫野焼 鶴亭作の黒茶碗です。

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鶴亭は江戸中期の京都の陶工です。紫野の今宮神社東門前にある門前菓子「焙り餅」の店の主人であったといわれます。樂了入の指導を受け、文化年間(一八〇四~一八)ごろに大徳寺門前に楽焼の窯を開いたといわれます。

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大徳寺の宙宝和尚筆の「紫の」「紫ノ」の丸印を用いています。

この作品は手に収まる良いサイズに、了入を彷彿とさせる形状・釉薬です。

朱釉の発色も良く、この景色からインスピレーションを受けた大徳寺明堂和尚の箱書に付いた銘が、
”海暁”です。

まさしく作品から生まれた銘付けです。   

昨今の茶会の時期にだけ合せたり、商業的な銘付けと違い本来の姿ですね。

明堂宗宣

江戸後期の臨済宗の僧。大徳寺四百二十九世。丹波生。明堂は道号、宗宣は諱、舂米子・返照山人と号する。森川曽文に学び、卓抜した画技で知られる。墨竹を得意とする。天保8年(1837)寂、70才。

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この作品は鶴亭の共箱も現存します。 共箱のものはかなり希少です。

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さらに、外箱として鵬雲斎の書付もございます。茶会でお使いになられるのに完璧な次第です。


作品サイズ 胴径11.5cm 高さ7cm

錦雲軒 三代稲葉製 七宝花鳥建水 鵬雲斎好み [新入荷]

たまにはバリバリの流儀物も入ります。

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京都の稲葉七宝作の気品あふれる建水です。

これは今日庵に伝来しております、明の七宝建水を本歌にしたものです。

多彩な色を使い、有線七宝で孔雀と花紋の意匠となっております。

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内側は中国風の魚と花を配して水中を表現し、底は唐獅子と花紋があしらわれ唐物情緒溢れる建水です。

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昭和46年10月に鵬雲斎のお好みになりました。

単体で見るよりも、風炉先屏風の脇にて他の道具をさり気なく引き立てる色使いと品のなる意匠なのです。

今では稲葉七宝も廃業となり、このような作品が今後生れるのか心配ですね・・・。


※ご成約済
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