So-net無料ブログ作成
検索選択

眞葛長造 仁清信楽写 泊舟香合 鵬雲斎書付 [WEB BASE(商品紹介)]

眞葛長造

寛政9年(1797)~万延元年(1860)

当店では香山はもちろん、出来うる範囲でその父であります長造作品も取り扱っております。

今回ご紹介するのは、長造の大変珍しい香合です。


DSC07034.JPG


長造は江戸時代の後期に、京焼の祖ともいうべき野々村仁清と尾形乾山の精神的・技術的後継者ともいえる名工です。

そのストイックに伝統的なものを取り込みつつ大胆に新しいものを包括する作風は、息子である初代眞葛香山にも受け継がれていると常々思っております。

今回の作品は、仁清の中でも渋いシリーズになる仁清信楽の写しです。

DSC07035.JPG


長造の香合は薄造りで、内側を削り込むものが仁清写では特徴的ですが、このようなザクッとした造りではまた別の味わいで勝負しています。

DSC07036.JPG

この迷いなく造形したものに、わずかに釉薬を使い仕上げて粗野なようで繊細な香合に仕上げてます。

印は代表的な”真葛”印です。

DSC07032.JPG

DSC07033.JPG

共箱は珍しい最晩年の自筆タイプです。こちらも流通は少ないものです。


DSC07030.JPG

DSC07031.JPG

五代香斎の極め外箱と鵬雲斎の書付もございます。


長造は、若くして青木木米に師事し、その後東山真葛ヶ原の一角(今の円山公園南側)で窯を築き、作陶を始めました。その窯の場所から、観勝寺安井門跡より「真葛」の号を賜り、晩年「香山」と名乗り、後に長兵衛家が華頂宮博経親王(1851~1876)より「香山」の号を頂きました。

素地土には東山の白土、伏見大亀谷の赤土や信楽の小石混じりの土、出石の磁器土などを使っております。代表的な信楽の土に薄いブルーの釉薬のお茶碗、そしてこのような仁清信楽手では信楽の土を使用していると思われます。

かつて公開された長造の展観などでは類品が一切公開されておらず、大変希少な長造作品となります。


「泊舟」と書いて”はくしゅう”と読みます。 茶会ではとまりぶね、とまぶねとも聞きますが・・。

文字通り、岸に停泊している舟のことです。

舟というのは色んな表現が浮かびます。

大いなる夢へ向かうもの。

新しい門出。

桜や紅葉の時期の舟遊び。


泊舟としては・・長い人生の中で一休み、また節目の区切りの時。


色々とお見立て下さいませ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

メッセージを送る