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矢口永寿 九谷焼鴛鴦絵長角向付10客 惺斎好み [WEB BASE(商品紹介)]

さて、もう4月です。

まっっったく、春の予感がいたしません。まだ肌寒いですし、桜もこれっぽっちも見かけません。(^^;

とはいえ、4月からは当店も新シーズンに入ります。

忙しくなりそうな予感もありますので、そろそろ商品紹介も心機一転スタート致します☆


食の器でありつつ、茶道具でもある作品をご紹介致します。


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矢口永寿 九谷焼鴛鴦絵長角向付10客 惺斎好み

なかなか流通の少ない作品です。

九谷焼では、人間国宝を輩出している徳田八十吉や吉田美統を始め多数の著名作家がいらっしゃいます。

しかし茶陶となりますと、やはり須田青華と矢口永寿に尽きます。

前者は魯山人とのゆかりから、器の世界でも名が知られますが、永寿は千家との繋がりから書付道具も多く、その作品達は日本中の茶会で活躍してきました。

この向付は、表千家十二代家元 惺斎宗匠(1863年-1937)が『お好み』として造らせた作品です。

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なので、書付のみならず・・・・


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側面まで自筆で丁寧に。


作品の画像に戻りましょう。

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九谷焼の魅力は、やはり磁器に上絵です。

磁器物といえば、元祖釉下彩の染付が主流で近年では様々な色物がありますが、九谷焼は特有の配色と丁寧な絵付けから生まれる世界観が、美術に浅い人から深い人まで魅了します。

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鴛鴦が色違いに配置してあります。

また側面には宝袋のような絵付けが施されております。

やや、端反りにしてあり底面より大き目に錯覚させます。

そうなんです、この向付の真髄は意匠の良さもさることながら、そのサイズにあります。

幅 13㎝×9cm 高さ 4㎝

茶事では利休形の折敷を中心に使われます。小間での茶事に対応しておりそのサイズは一般の折敷より小さ目になります。

惺斎宗匠がお好みにされたこの向付は、最大幅のサイズは広げず、かつ底面をしっかり取って盛り付けには支障をきたさないよう、そして小さく感じさせないように端反りにして・・という工夫が盛り込まれております。

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古九谷のように角に福の字の書き銘を入れ、左下に隠し印として自身の永寿印を押してあります。


初代矢口永寿の作で、1921年 大正10年のお好みであるのがきちんと書付にしたためられております。

96年前の作品ですが、まるで新品のような状態で10客 無傷完品で伝世しております!


※ご成約済です。


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