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矢口永寿 模仁清双菊花形向付 [食器]

懐石の器のご紹介です。

今回のベースDMにも掲載されております。


DSC02599.JPG


近代九谷焼茶陶作家のツートップの片方であります永寿作品です。

金沢には有名な野々村仁清の雉香炉があります。

九谷焼といえば・・・・古九谷の写しや磁器ものが連想されますが、仁清写作品の佳品も茶道具では多数遺されております。

京焼の仁清写しとは違い、あくまで野々村仁清の本歌の通りに移すのが特徴だと感じております。

水指、茶椀でよく本歌そっくりの佳品を見受けられます。

当作品も仁清作品の繊細で洒落たフォルムをあますことなく再現してます。

DSC02601.JPG


裏面から。

造形的に二つの菊を重ねてそのうねりは見る物を魅了いたします。

菊の花の中心である花弁の部分が永寿の”印”になってるのも洒落てます。

10客 無傷 完品 共箱です。

お茶事に、お料理屋さまのおもてなしに、そして一般の方もテーブルウェアとして活かして頂きたい作品です。
















<参考資料>

初代矢口永寿 明治3年~昭和27年(1870~1952)


山中で代々湯宿を営む家に生まれる。本名岩吉。生来の器用人で書画骨董に通じ、料理も巧みであったが青年時代に湯宿をやめ、関西へ出る。帰郷後、黒谷焼という楽焼を始める。明治37年(1904)、京都永樂家の高弟初代滝口加全をむかえ、京風の陶磁器を製陶する窯を築く。自らは永寿と号した。また明治39年、清水六兵衛の門人戸山寒山を招く。その後、能美や金沢から多数の陶工を集め、多くの佳作を残す。作品は祥瑞、交趾、仁清写、乾山写などの茶陶が多く、本歌をしのぐものも少なくない。
現在、四代矢口永寿が窯を継いで、作陶を続けている。

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