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5月のベース、第三週目です。 [BASE215]

大阪~名古屋~京都と美術倶楽部三連チャン出張から帰りました!

色々と、良い出逢いの仕入れがありました。

茶道具中心では有りますが。今月はなんやかんやと、新入荷が充実しました。

今週末には、恒例の十翔会が控えておりますので、それに向けて…ということもありまして。


明日と明後日、今月最後のベースとなります。

勿論、新入荷商品は手入れ、をする時間の為にもベースに持参しております。

皆様のご来訪、心よりお待ち申し上げております。(^-^)

※22日(月) 13時より ご予約入っております。



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『永樂レアものさん ギャラリー』④ 永樂和全 大河内焼 竹の絵片口茶碗 [新入荷]

今回はさらに、マニアックですよ☆

永樂和全といえば、九谷で焼いたものや、菊谷焼などが知られます。当店でもちょくちょく登場致しますね。

和全の歴史の中で、完全に埋没しており・・・どの資料などでも発見出来ない和全作品が、『大河内焼』です。

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大阪府寝屋川市で和全が製作したお庭焼焼です。


寝屋川の有力豪商であった池村省三が、小楠公(楠木正行=くすのきまさつら)の墓所に墓碑が建てら

れることになったとき、参拝客のみやげ用に陶器の製造を計画しました。

画家の田能村直人の薦めで明治初年に永楽和全を自分の屋敷にまねき、窯をつくりました。

それが『大河内焼』です。

田能村直入による作品も残されております。

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反対側より。

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見込部分。やさしい片口になっております。

本当に、点てやすく飲み易い造りになっており驚きました。

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釉薬も土も、近くだからでしょうか・・・古曽部焼と似ている気がします。

現在、当店では以前入手した大河内焼のうち3点を大阪歴史博物館に寄託しており、昨年に特別コーナーにてご紹介頂きました。


永楽和全は明治9年から明治13年にいたる4年間に「大河内焼」で雅味溢れる作品群を製作しました。しかしながら、高価すぎたので一般には普及せず、窯の経営は成り立ちませんでした。

現在では残念ながら作品の多くは散逸してしまっているようです。

資料類が皆無に近い大河内焼ですが、昔に一度記録されたことがあります。

池村家に保管してあります、大河内焼が寝屋川市史に写真付きできちんと遺されていたのです!

その中に、当作品も掲載されておりました。

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大阪歴史博物館に寄託しております分も、同じく池村氏旧蔵品です。

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箱は後年に大阪陶磁協会の安田さんにより箱書されております。

売り物、としてはほぼ存在しないものです。

マニアックだったでしょう?(^_-)-☆


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『永樂レアものさん ギャラリー』③ 永樂和全 蔓付茶入 備前写 御室初窯 [新入荷]

『永樂レアものさん ギャラリー』、第3弾いきます。

昨日は、保全から和全に続く時代の中での宗三郎(回全)のご紹介でした。

その中で、御室窯のお話が出てまいりましたが・・・今日、ご紹介致しますのはその御室窯作品です。

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永樂和全 蔓付茶入 備前写 御室初窯

この、フォルムと上がり・・・和全作品の中で、稀にみる仁清の精神性が宿ったかのような作品です。

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反対側から。

この作品は和全の作品の中でも特に稀少かつ出来のいい御室窯時代です。

義弟・宗三郎の所有地に新しく窯を築いたところ、仁清印のある陶片が大量に出土したことから

野々村仁清の窯跡地であったと判明したということです。

しかし、永楽が初めて自前の本窯を開くということ、仁清以来衰退していた御室窯の復興、仁阿寺

の御用窯としての需要など様々な目論見から、計画的な立地であると考えられております。

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この作品は、御室窯の初窯の際に焼かれたものです。

初窯は嘉永六年(1853年)の仲秋(陰暦8月)でその当初よりレベルの高い作品が製作されておりました。

伝世では、初窯では磁器作品が多くこのように陶器でしかも手の込んだ物は後の作品も含めて稀少な佳品であると思われます。

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この蔓の角の立った細い造形、仁清風の轆轤形成のしゅっとした感じ・・・それが、備前写しという、これまたひとつ間違えれば鈍重になってしまうところを、かえって重心感と緋襷によりさりげない景色をあしらうことで、全体としての美を成り立たせています。

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象牙の蓋が添いますが、これは替茶器としてお使いになられるか、思い切って小間でのお薄なんかでのおもてなしは如何でしょう?(^-^)


御室窯は明治3年(1870年)まで続きました。

その後、まるで父の背中を追うが如く・・・和全も各地に赴いての作陶人生を送ることになります。

次回は、和全のさらにマニアックなやきもののご紹介です。


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『永楽レアものさん ギャラリー』② 永楽宗三郎 三島写 酒呑 [新入荷]

第2弾、はこれまた珍しい・・・宗三郎作品です。

『宗三郎』についてご説明を致します。


弘化4年(1847)、保全が友人であります京都の塗師の巨匠・・・佐野長寛の次男を養子に迎える事に致しました。

それが、宗三郎です。本名を佐野善治郎といいます。

なぜ養子を迎えたかといいますと、和全が当主になった永楽善五郎家と並立して、『善一郎家』というものを創設して、宗三郎に跡を継がせようと考えたのです。

ところが、そのことで保全は和全と不仲になり・・・嘉永3年(1850)以降、あちこちを転々とすることになってしまうのです。

宗三郎は嘉永5年頃に、和全に協力して小規模だった工房体制を、本格的な窯場として転換させることに尽力致しました。これが仁清の窯場跡に設けられた、『御室窯』といわれるものですが・・・その後も和全を助け、永楽家を盛り立てました。

後に、宗三郎はその功績を称えられ、永楽13代回全と称されます。


そんな経歴ですから、宗三郎と特定出来る作品はかなり稀少なのです。

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永楽宗三郎 三島写 酒呑


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なかなかの出来栄えです。

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和全の三島よりも良いかも。。。

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これまた珍しい共箱も公開致します。

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印は、保全と同じですが筆跡が異なります。

永楽家に翻弄されつつも、実力を備え・・きちんと職人らしく仕事を果たした宗三郎ですが、明治9年(1876)、義兄の和全よりかなり早くに亡くなってしまいました・・・。



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『永楽レアものさん ギャラリー』① 永楽保全 黄南京焼 酒盃 [新入荷]

ここのところ、これまでにない位・・・マニアック過ぎる、永楽善五郎作品が集まってしまいました。(^^;

ということで、しばらく『永楽レアものさんギャラリー』、致します☆


第1弾、保全から参ります。


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永楽保全 黄南京焼 酒盃

南京焼は、中国の明代から清代にかけて焼かれた磁器の総称で、日本には江戸前期に南京地方から渡来したことから南京焼と呼ばれます。

主に景徳鎮民窯で焼かれたものと言われております。

保全は、交趾の釉薬作品も素晴らしいものを多く遺しておりますが、このような黄南京焼という作品は珍しいものです。

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見込み。

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底には染付銘で、「大倭天保年 永楽保全製」とあります。

このような組み合わせも珍しいものです。

大倭、というのは大日本ということですね。

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凛、とした形状、単色ですが単調ではない・・・なんとも深みのある釉調。さすが保全と唸らせます。

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共箱 甲です。

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共箱 裏です。


保全の善五郎時代の作品になります。

善五郎時代は、文政10年(1817)~天保14年(1843)ですが、了全の存命中は磁器を完成するに至ってなかったといわれます。

そうなりますと、天保12年(1841)~天保14年(1843)の間の作品であると特定することが出来ます。

この時期に、保全製という銘を入れてあるのも、天保時代と解るようになっているのも、この作品のコレクションとしての価値であると存じます。

滅多にない作品です☆


次回も、『永楽レアものさん ギャラリー』、続きます。(^^♪
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日帰り、カナザワ。 [見聞録]

13日の日曜日・・・朝イチで出発して金沢へ行ってまいりました。

2週間弱前に・・・4日間行ってたところですが。(^^;

今回は、金沢美術倶楽部 100周年記念 茶会への参席と、同じく100周年記念式典&レセプションパーティへの参加です。


濃茶席が倶楽部社長である”谷庄”さん。

県美で行われている展観が利休とその周辺、ということで席中も同じように!

席中にも2週間前の前期展で美術館のガラス越しに見たばっかりのモノが登場したりで。

この調子は、薄茶席の方も同じくで・・・美術倶楽部席の方も贅沢な空間でした。

この辺は、まだ本日までお席に行かれる方もいらっしゃるのであまり書かないでおきます。

人数と時間限定でしたので、進行がスムーズに進み、予定外に時間が出来ました。

ここは、手間を惜しまず・・・中村記念美術館と県美の後期展観も見に行くことに。

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雨の降る中、新緑の美術の路をてくてく。

やはり、行って良かったです☆

21世紀美術館・石川県立美術館・中村記念美術館の3カ所で開催されております、今回の100周年記念連動展観、あと1週間程ですが是非足をお運びくださいませ!

夕方からは、日航ホテルにて式典。

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感謝の宴、ということで金沢美術倶楽部の贅沢なおもてなしでした。

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最初、食事が始まるまでに小一時間程かかっておりましたので、間に合うか心配でしたが・・・

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サンダーバードの最終電車に間に合いまして、最後の乗り換え駅・・・岸和田でこれまた最終電車各駅停車待ちするころにはこんな時間。

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日曜の最終電車待ちには、だーれもホームに居ません。(^^;

本当、疲れましたが・・・行って良かった日帰り金沢でした。

そして、また2週間後に金沢出張がある、というのが恐ろしい。。。
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2018年5月11日~12日の新入荷情報です。 [新入荷]

3日間の神戸出張からの、翌日は”日帰り”で金沢強行軍でした。

まだ疲れがひどくてめまいがしてます。。。(+_+)

やはり、ちょっとスケジュール的に無理がありました。

とりあえず、5月11日~12日の新入荷情報です。


川瀬満之 色絵毛毬香合

城山窯(永楽即全) 桐之絵茶碗 三井高棟箱

和田桐山 金襴手柘榴振出

永楽即全 仁清写吹寄手鉢

河本礫亭 白盛唐草紋汲出し 10客

初代諏訪蘇山 赤画巾合

初代諏訪蘇山 青磁象嵌香合 (小ホツレ)

永楽和全 蔓付茶入 備前写 御室初窯

豊平翠香 乾漆兎蒔絵小袖香合

前端春斎 糸巻蒔絵黒大棗

長岡空権 十二角水指

加藤十右衛門 織部舟形向付 10客

湊焼 赤楽渦文平茶碗

初代眞葛香山 青華獅子画急須 遺作箱

和田桐山 乾山写絵替銘々皿 秋の図 10枚 


明後日、16日からのベースに持っていきます。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
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雨降り降り。。 [BASE215]

昨日に続いて、今日も大阪は雨がしとしと。。。

足元の悪い中、お客様がちょこちょことお越しいただいております。(^-^)

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初夏に合う作品を飾ってみました。

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堂本印象 緑雨晴収

市江鳳造 志野橋の絵茶碗 

川瀬忍 青磁無閑人蓋置

楽慶入 赤茶碗

藤田喬平 茶入

各務満 切子鉢(水指)


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杉本貞光 信楽蹲花入

加藤芳右衛門 赤織部平茶碗

横井米禽 萩写筆洗茶碗

亀井味楽 高取丸壷茶入

久世久宝 切子形蓋置

五代清水六兵衛 仁清写扇流茶碗


次は、5月16日~になります。

少し、営業時間に変更がございますのでお知らせいたします。

5月16日(水)10:00~17:00

5月17日(木)10:00~17:00 ※ご予約2件有

5月18日(金)当初、12:00からの営業予定でしたが、会議が入りましたので変則的な時間になります。誠に勝手ながらよろしくお願い致します。

※14:00過ぎ~17:00
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2018年4月30日~5月7日の新入荷情報です。

今日の大阪はすごい雨でした。

大阪美術倶楽部の日でしたが、特に仕入も無く。。。お客様のお預かり品の出品と、会議が2つ。

心身共にお疲れです。(-.-)


さて。明日は5月のベース第2ターンです。

今週は明日1日だけですが、皆様のご来訪をお待ち申し上げております☆




堂本印象 横物 清秋 尺5 横物

初代久世久宝 切子蓋置

阿蘭陀 盃 (蓋置にも)

川瀬忍 無閑人蓋置

山崎宗元 雲華焼灰器 風炉用 ※商談中

三代中村道年 黒茶碗

珉平焼 黄南京角小皿 10枚

長岡空味 出雲焼三島手茶碗

山崎宗元 雲華四方風炉 鵬雲斎書付

楽慶入 赤茶碗 共箱 惺入極甲書

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今月のベース。 [BASE215]

金沢ツアーから、無事に戻りました!

が…さすがの疲れで、翌日はろくに動けませんでした。^^;

向こうでは、極力睡眠時間など…いつも以上に取るように心がけていたのですけどね。(..)

GWは、隔日仕事が詰まっております。

どうせゆっくり出来ないなら!と、今年はGW中に…一日だけベース営業日を設けてみました[ぴかぴか(新しい)]

今月のベースは、毎ターンごとに新入荷をご紹介出来るようなスケジュールで組んでみました。(^^)

①5月4日(金・祝) 11時~17時 ※

②5月8日(火) 10時~17時

③5月16日(水) 10時~17時
17日(木) 10時~17時 ※16時よりご予約有
18日(金) 12時~17時 ※

④5月22日(火)10時~17時
23日(水)10時~16時 ※

※印の、日は時間にご注意下さいませ。


今月も、どうぞ宜しくお願い申し上げます[exclamation]
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